2015年8月21日

本発表のポイント

・科学・技術・芸術を極めたレオナルド・ダ・ヴィンチを現代のアンドロイド開発技術で再現
・これまでのアンドロイドは実物が存在したが、今回は歴史上の人物を再現
・外部のオペレーションにより本体をコントロールし、多様な表情の表現が可能
・大阪から世界へアンドロイドを発表。9月から約1ヶ月間ミラノにある国立レオナルド・ダ・ヴィンチ科学技術博物館で展示

リリース概要

大阪大学大学院工学研究科 浅田稔教授は、科学・技術・芸術を極めたレオナルド・ダ・ヴィンチを現代のアンドロイド開発技術で再現しました。このアンドロイドは、外部のオペレーションにより本体をコントロールし、多様な表情を表現することが可能です。万博開催中のイタリアミラノ市にある、ダ・ヴィンチ博物館でイタリアの子ども達に披露し、その後、大阪うめきたでも展示します。

本活動の背景と成果

レオナルド・ダ・ヴィンチは、科学と技術と芸術の融合を成し遂げた知と創造の巨人です。研究分野が細分化した現代では、ややもすると詳細に陥りがちで大局的な視野を失いがちなため、学際的研究の必要性が高まっています。ロボティクスはそのような多様な学問分野の統合が必須であり、まさに現代はダ・ヴィンチを必要としています。今回は、その巨人を日本が誇るアンドロイド技術を用いて再現し、世界の子ども達にロボティクスのみならず、科学・技術・芸術の広い分野に興味を持ってもらい、次世代の科学者、技術者、芸術家の育成に貢献します。

図1 ダ・ヴィンチアンドロイド完成図

本活動が社会に与える影響(本活動の意義)

①科学・技術・芸術の枠を超えたレオナルド・ダ・ヴィンチ
テクノロジーが高度に統合・発達した現代社会においては、1つの分野だけではなく、様々な分野の価値観を共有していく必要があり、多様な問題に対するアプローチには、科学・技術・芸術を統合して俯瞰的に物事を考えていたダ・ヴィンチのような考え方が必要です。ダ・ヴィンチをアンドロイドとして甦らせることで、ダ・ヴィンチ的な視点で新しい発想や課題へのアプローチ法を生み出し、その実現に向けてチャレンジする社会的ムーブメントを醸成します。

②人材育成への貢献
万能人の象徴であるダ・ヴィンチのアンドロイドをつくることで、子供たちや若い世代にモノづくりの楽しさ・魅力を伝え、人材の育成に貢献します。

③大阪、そして日本から世界への先進的技術の発信
日本の企業の技術力・発想力を結集し、大阪、そして日本から世界へとそのテクノロジーをアピールします。

特記事項

本研究はNPO法人ダ・ヴィンチミュージアムネットワーク(理事長 浅田稔)が主催し、大阪大学は共催で進めております。

参考URL等

大阪大学大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻 創発ロボティクス研究室(浅田研究室)
http://www.er.ams.eng.osaka-u.ac.jp/asadalab/?page_id=36

レオナルド・ダ・ヴィンチアンドロイドイニシアティヴ(ポスター)

資料

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