日付で探す
研究組織で探す
2019年7月17日

細胞老化の謎を追い求めて〜健康長寿の増進、がん予防に挑戦〜

微生物病研究所・教授・原 英二

大学4年になった時、原教授は図書館で読んだ細胞老化の論文に感動した。それは細胞の老化が遺伝子レベルで制御されていると世界ではじめて示した、1986年の『サイエンス』の論文だった。大学院博士課程では細胞老化誘導遺伝子が何なのかを研究テーマに据えた。その後ロンドンで研究中にがん抑制遺伝子として知られてい...

2019年7月12日

“90歳、100歳の世界”がみえるように〜高齢者の「幸福感」を検証し、世界へ発信〜

人間科学研究科・教授・権藤 恭之

「長生きは幸せか」。権藤恭之教授は「高齢者の幸福感」を研究テーマとして約20年間、取り組んできた。年を取れば、体力が衰え、病気にもかかる。では、「心の健康」はどうか。大阪大学などが実施する「健康長寿研究」や100歳以上の高齢者(百寿者)との面会調査から得た、一つの結論は「多くの高齢者が幸福感を持ち続...

2019年7月2日

「海の国」の造船・海運を強度解析で支える〜船舶の安全性向上を目指して〜

工学研究科・助教・辰巳 晃

海に囲まれた日本。国別の保有船量はギリシャに次いで世界2位、日本の貿易に占める海上貨物の割合(重量ベース)は99%を超える。コンテナ船はより大型に、そして高速化してきた。一方で、ひとたび事故が起こると甚大な経済的損失、環境汚染につながる。辰巳晃助教が取り組むのは、船舶の安全性を保証する「強度解析」の...

2019年6月25日

IT技術でもっと安全で住みやすい社会を〜モバイル機器で「動き」を知る、シミュレーション・モデルを作る〜

情報科学研究科・教授・東野 輝夫

東野輝夫教授は、大阪大学において、日本で最も早くから「情報」分野の研究に取り組んできた研究者の一人である。1995年に阪神・淡路大震災を経験したことが、社会の役に立つ研究を進めたいと考える転機となった。「自宅の電話は繋がらず、豊中キャンパスもひどい状態でした。それ以来、IT技術を使って何かの形で災害...

2019年6月18日

変化に即し、投資や企業の価値をダイナミックに導き出す〜不確実性を加味した数式モデルづくり〜

経済学研究科・准教授・西原 理

西原理准教授の研究対象は、企業の投資。企業はプロジェクトを選んで事業を行い、そこから収益を得ている。その際「さまざまなプロジェクトに対してどう投資するべきか、また、一つ一つのプロジェクトにはどれくらいの価値があるか」を評価していく。西原准教授は、従来のモデルでは捉えきれなかった、将来の不確実性を加味...

2019年6月13日

スマホの「2年縛り」の合理性を考える〜行動経済学と産業組織論の両面からアプローチ〜

国際公共政策研究科・准教授・室岡 健志

室岡健志准教授の研究分野は、行動経済学と産業組織論が融合したところにある。“ナイーブな(契約締結後の将来の結果を正確に予測できていない)消費者”を考慮した分析を可能とする行動経済学と、市場での企業行動を分析する産業組織論の視点で、消費者が企業と契約を結ぶ際にどのような消費者保護が可能かを理論的に考え...

2019年6月6日

国際的なプロジェクトを立案・実現・検証し地球規模の保健医療課題を解決

COデザインセンター・特任講師・金森 サヤ子

さまざまな格差による保健医療問題の総合的解決が、国際社会における重要な課題となっている。金森サヤ子特任講師の専門は、公衆衛生学と国際保健学を融合した「グローバルヘルス」。開発途上国の衛生や保健医療を取り巻く環境そのものに目を向け、効果的かつ効率的に課題を解決する仕組みを次々と実現している。...

2019年5月29日

性決定研究のブレークスルー! 〜光るミジンコを作製し、環境で性が決まる仕組みを解明〜

工学研究科・助教・加藤 泰彦

大阪大学大学院 工学研究科 生命環境システム工学領域の加藤泰彦助教らは、オオミジンコ(甲殻類)を使用して、これまで明らかにされていなかった「環境による性決定の仕組み」を解明した。ヒトのように性染色体で性が決まる仕組みは研究が進んでいるが、自然界で広く見られる「もうひとつの性決定の仕組み」が明らかにな...

2019年5月24日

見えない枝葉構造を正確に再現〜画像解析とAIで農業をサポート〜

産業科学研究所・助教・大倉 史生

大倉史生助教は画像解析を専門とする情報系の研究者。取り組んでいるのは、樹木の画像から葉の裏側に隠れた枝などの有様について、人工知能(AI)を活用して精密に推定する技術の開発だ。栽培管理の省力化に貢献するだけでなく、未来の農業技術への多様な応用が期待される研究として注目されている。...

2019年5月16日

昆虫の行動を脳の仕組みから解き明かす〜生物の季節性、時間計測の謎に迫る〜

理学研究科・教授・志賀 向子

志賀向子教授は、自然選択の中で形成されてきた動物の行動や生理を、神経系のしくみから研究している。興味の中心は「脳や神経系がどのようなメカニズムで時間を読み取っているのか」。志賀教授は、これまでに、秋から休眠する性質をもつ昆虫ルリキンバエの脳内で、休眠調節を司る神経分泌細胞を突き止めることに成功してい...

Tag Cloud

back to top