
志賀向子教授は、自然選択の中で形成されてきた動物の行動や生理を、神経系のしくみから研究している。興味の中心は「脳や神経系がどのようなメカニズムで時間を読み取っているのか」。志賀教授は、これまでに、秋から休眠する性質をもつ昆虫ルリキンバエの脳内で、休眠調節を司る神経分泌細胞を突き止めることに成功してい...
プラスチックに代表される高分子材料は、暮らしになくてはならない存在だ。だが、今日の高分子材料の開発には、実用化に向けて、既存の材料にない様々な機能性が求められる。「強度が強く、しかもよく伸びる」「使い続けてももろくならない」「破れても元に戻る」……。高島義徳講師は難題の解決のため、「超分子」設計に取...
海溝付近の断層すべり量を評価するメソッドを開発し、南海トラフ地震での断層の滑りやすさを推定する研究で、国際的な評価を受ける廣野哲朗准教授。これまでの取り組みや研究のきっかけについて聞いた。...
月の存在は、地球の成り立ちや生命の進化の鍵を握る。寺田健太郎教授は、最先端の機器を駆使して太陽系誕生の謎の解明に迫る。...
原田明特別教授は「高分子化学に関する研究」で多くの世界的業績を残してきた。研究テーマは、高分子の分子認識による超分子構造の構築や、生体高分子の機能化、新規高分子の合成。大阪大学の教授だった父・篤也さんの「阪大は世界一の大学だ」という勧めで、大阪大学理学部に入学。以来、研究の面白さに触れ研究者に。生体...
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