あなたへ贈る à la mode #6 スピントロニクス

【2022/3/8更新】これまでにResOUに掲載された研究成果の中から気になる研究テーマをピックアップ!今回は、「スピントロニクス」に関する大阪大学発の研究の一部をご紹介します。

電子が持つ微小な磁気である「スピン」。いつもばらばらの方向を向いていて、極低温など限定的な空間でないと制御できない気難しい存在です。

「スピン」の向きを制御することで、大容量の情報を扱うことができます。どうしたらスピンの向きが揃うのか、持続時間をもっと長くできないか、室温でもっと効率よく偏極率を高めることができないかなど「スピン」の制御に関するスピントロニクスの研究が日夜進められています。

次世代エレクトロニクスと呼ばれるスピントロニクスの技術は、身近なところではハードディスクやMRIなどに応用されています。 活用分野の幅広さにも注目が集まっているホットな研究分野です。

本学における最先端の研究成果のいくつかをご紹介します。改めてお楽しみください。