2015年6月29日

リリース概要

大阪大学、東京大学および東北大学は、医療機器産業界とも連携しながら、平成27年10月1日よりジャパン・バイオデザインプログラムを開始いたします。

本プログラムは、米国スタンフォード大学とバイオデザインプログラム(医療機器イノベーションを牽引する人材育成プログラム)に関する提携を行い、文部科学省橋渡し研究加速ネットワークプログラムの支援を受けて、開始するものです。従来のような技術シーズをもとにした開発ではなく、医療現場の潜在的ニーズをもとに革新的な医療機器を開発し、事業化することができる人材を育成します。また、安倍晋三首相が平成27年4月末、スタンフォード大学でのスピーチで「シリコンバレーと日本の架け橋プロジェクト」を発表し、ヒトの「架け橋」の1つの参考例として本提携が紹介され、日本でも関心が高まっています。

本プログラムによるイノベーションを牽引する人材の育成を通して、医療機器におけるイノベーションの活性および日本の産業の発展に寄与していきます。さらに、創出された医療機器が、多くの患者の診療に役立つことが期待されます。

バイオデザインとは

2001年にスタンフォード大学のDr. Paul Yock(ポール ヨック博士)らが、デザイン思考をもとにした医療機器イノベーションを牽引する人材育成プログラムとして開始しました。医療現場のニーズを出発点として試作品を開発し、開発の初期から事業化の視点も検証しながらイノベーションを生み出すアプローチを特徴とするプログラムです。13年間で30社を超える起業を実現し、400件以上の特許出願がなされました。また、20万人を超える患者が、創出されたデバイスで治療を受けており、現在インド、シンガポール、アイルランド等世界各国に広がっています。

ジャパン・バイオデザインプログラムの概要

ジャパン・バイオデザインプログラムは、スタンフォード・バイオデザインでの指導者研修を受けた各大学および産業界からの講師4名と、医療機器業界をはじめ様々な業界からの専門講師が担当します。フェローシップと呼ばれる約1年間のプログラムは、大阪大学国際医工情報センター、東京大学医療イノベーションイニシアティブおよび日本で唯一の医工融合大学院である東北大学大学院医工学研究科のそれぞれが提供するプログラムに加え、3大学とスタンフォード・バイオデザインが連携して提供する合同プログラムの両輪で構成されています。プログラムの修了者には、医療機器ベンチャーの起業、大学での研究および企業における製品開発など幅広いキャリアパスが期待されています。

本プログラムが社会に与える影響

本プログラムによるイノベーションを牽引する人材の育成を通して、医療機器におけるイノベーションの活性および日本の産業の発展に寄与していきます。さらに、創出された医療機器が、多くの患者の診療に役立つことが期待されます。

特記事項

本プログラムは、文部科学省橋渡し研究加速ネットワークプログラムの支援を受けて準備を進めています。

参考URL

大阪大学国際医工情報センターHP
http://mei.osaka-u.ac.jp/

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