2015
全 17 件
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特選 ~ 三年 ~直近三年間でよく読まれている記事順
- 大阪大学の協働研究所から R&Dやビジネスモデルを変革したいカネカ基盤技術協働研究所は、化学メーカーである株式会社カネカが、2011年7月、大阪大学の産学連携拠点であるテクノアライアンス棟に開設。有機ELや太陽電池、事業や競争力の源泉となる基盤技術の開発・拡充や活用、オープンイノベーションのさらなる推進をめざし、大阪大学のさまざまな部局と共同研究を進めている。大阪大学特任教授でもある福井祥文所長に話を聞いた。
- 大学キャンパスに企業を誘致 阪大のIndustry on campusHitz(バイオ)協働研究所植物バイオマスを活用し、人と環境に優しい機能性素材の研究開発から商品化まで取り組んでいる「Hitz(バイオ)協働研究所」。大阪大学の産学連携制度に基づき、2012年10月、日立造船株式会社が大阪大学内に設置。「Industry on Campus」のキャッチフレーズのもと、基礎研究から応用研究まで企業や大学の枠を超えて取り組んできた。他の国立大学にはないユニークな協働研究所を取材した。
- 「合成化学の革新」に挑む工学研究科・教授・三浦雅博医薬品、有機電子材料などの効率的な合成に欠かせないクロスカップリング反応*は、現在では幅広い産業分野で必要不可欠な技術となっている。日本が得意とする技術分野であり、2010年に日本人2人を含む3人がこの領域でノーベル化学賞を受賞したことは周知のこと。三浦雅博特別教授のグループは、クロスカップリング反応のフロンティアを切り開く研究を推進。2012年には先端研究領域をリードする研究者に贈られるトムソン・ロイターの「リサーチフロントアワード」を受賞し、2014年に大阪大学特別教授となった。 *クロスカップリング反応:異なる構造を持つ二つの分子を結合させて一つの分子にする化学反応