構造生物学

2016年6月14日
光合成の効率を調整するタンパク質、カルレドキシンを発見

大阪大学蛋白質研究所の栗栖源嗣教授らの研究グループは、ドイツ・ミュンスター大学のマイケル・ヒップラー教授らとの共同研究により、光合成の効率を調整するタンパク質を新たに発見し、その構造解析と、構造に基づいた機能解析に成功しました。 光合成反応は、地球上の全ての生命体を支える重要な反応です。植物や藻類...

2016年6月1日
泳ぐ細菌の「べん毛モーター」の謎にせまる

細菌の運動器官であるべん毛は、逆回転も可能なナノサイズの回転モーターが動かしている。生体内で最初に発見された自然の回転機構であり、ギアを切り替えるように回転方向を変え、栄養豊富な場所に移動したり、感染先を探り当てている。今田勝巳教授らのグループは、極めて高性能な「べん毛モーター」の基本的作動原理の解...

2016年2月16日
コレラ菌が胆汁を目指して泳ぐしくみを解明!

大阪大学大学院理学研究科の今田勝巳教授・高橋洋平大学院生、法政大学生命科学部の川岸郁朗教授・西山宗一郎博士・山本健太郎大学院生、名古屋大学大学院理学研究科の本間道夫教授らの共同研究グループは、タウリンにコレラ菌を誘引する作用があることを発見し、そのしくみを原子レベルで明らかにしました。タウリンを認識...

2015年12月1日
世界初!パーキンソン病発症の鍵「レビー小体」の蛋白質レベルの構造解析に成功

大阪大学大学院医学系研究科情報統合医学講座(神経内科学)の望月秀樹教授、荒木克哉医員らの研究グループは、公益財団法人高輝度光科学研究センター (JASRI)の八木直人博士らとの大型放射光施設SPring-8における共同研究で、放射光顕微赤外分光法という手法を用いて、パーキンソン病の患者の脳内で形成さ...

2015年9月14日
細胞内を移動するタンパク質「ダイニン」が 動いているときの構造が見えた!

中央大学理工学部 助教 今井洋(元英国リーズ大学)、大阪大学大学院理学研究科 教授 昆隆英、理化学研究所研究員 島知弘(現東京大学大学院理学系研究科 助教)らの研究グループは、英国国立リーズ大学スタン=バージェス博士、ピーター=ナイト教授と共同で、細胞内で多種多様な物質輸送を行うタンパク質モーター「...

2015年6月26日
地球の自転周期、タンパク質が原子スケールで記憶

自然科学研究機構分子科学研究所・協奏分子システム研究センターの阿部淳研究員、向山厚助教、秋山修志教授、理論・計算分子科学研究領域の森俊文助教、斉藤真司教授、国立大学法人名古屋大学の近藤孝男特任教授、大阪大学蛋白質研究所の山下栄樹助教らの研究グループは、シアノバクテリアの時計タンパク質※1(KaiC)...

2015年2月3日
アルツハイマー病の原因物質を 「掃除」するタンパク質の立体構造を解明

本学蛋白質研究所高木淳一教授のグループは、アルツハイマー病の原因物質を「掃除」するタンパク質の立体構造を解明しました。 アルツハイマー病などの神経変性疾患の多くは、脳内で生じる「アミロイド」と呼ばれる繊維状凝集体が神経細胞を死滅させ、脳の機能にダメージを与えることでおこると考えられています。この凝...

2015年1月7日
水で脂肪を“あいまい”に見分けていた!

大阪大学大学院理学研究科の松岡茂特任准教授、杉山成特任准教授、村田道雄教授らの研究グループは、脂肪酸結合タンパク質が、水分子を巧みに利用して、水に溶けないひも状分子である脂肪酸の長さを見分けるしくみを明らかにしました。 脂肪酸結合タンパク質は、細胞内の脂肪酸を運ぶトラックのような分子で、有酸素運動...

2014年9月2日
細菌べん毛モーターは伸び縮みにより活性化 ~立って働き、しゃがんで休憩~

大阪大学大学院理学研究科の今田勝巳教授らの共同研究グループは、これまで大きな謎だった細菌のべん毛モーターが活性化するしくみを明らかにしました。 べん毛モーターは、イオンの濃度差をエネルギー源とし、100%に近い高いエネルギー変換効率で高速回転するなど、現在の技術では人工的に実現できない高性能なナノ...

2014年5月12日
SACLAが、放射線損傷のない正確な結晶構造の決定に、タンパク質で初めて成功

大阪大学蛋白質研究所らの研究グループは、X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA」が発振する“レーザーX線”を用いる「フェムト秒X線レーザー結晶構造解析法」の開発に成功しました。世界で初めてX線による結晶構造解析が成功してから101年目となる世界結晶年(ユネスコ、国際結晶学連合)に達成された...

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