核物理研究センター

世界中の物理学者に開かれた、原子核物理学の実験・理論的研究、その知識を応用した宇宙・天体核物理の研究を行う施設。

核物理研究センターの研究リリース一覧

2019年3月27日
体内から原子の力でがんを攻撃

大阪大学大学院医学系研究科の渡部直史助教、畑澤順教授(核医学)らの研究グループは、本学核物理研究センターの加速器ならびに同放射線科学基盤機構の設備を利用して、高エネルギー粒子であるアルファ線を放出する注射薬(アスタチン化ナトリウム([At-211]NaAt))の製造に成功しました。これまで、主にベー...

2019年1月24日
K-中間子と二つの陽子からなる原子核の発見

理化学研究所(理研)開拓研究本部岩崎中間子科学研究室の岩崎雅彦主任研究員らの国際共同研究グループは、大強度陽子加速器施設「J-PARC」にて、クォークと反クォークが共存する「中間子束縛原子核」の生成実験に世界で初めて成功しました。 本研究成果は、量子色力学における核子の質量の起源や、中性子星の中心...

2018年12月27日
世界初!中性子移行により原子核の強相関陽子中性子対を観測

中国北京航空航天大学の寺嶋知研究員、于蕾(ウィレイ)博士、大阪大学核物理研究センターの王惠仁(オンフイージン)特任講師(常勤)、谷畑勇夫特任教授らを中心とする国際共同研究グループは、原子核から中性子を抜き去る実験手法(一中性子移行反応)を用い、酸素原子核内に強く相互作用している陽子中性子対を捉えるこ...

2018年9月4日
クォークの世界に挑戦 〜スーパーコンピュータで素粒子の謎を解明〜

素粒子に関する最新の問題の解明に取り組んでいる池田陽一特任助教。スーパーコンピュータ「京」等を使って、素粒子、クォークの根本理論「量子色力学の方程式を解いている。「基本に忠実に」という研究ポリシーを貫き、長期間におよぶ大規模数値シミュレーションを粘り強く進める。...

2018年7月10日
希少原子核の高効率・高分解能質量測定による新しい魔法数34の確証

東京大学理学系研究科附属原子核科学研究センター、理化学研究所仁科加速器科学研究センター、大阪大学核物理研究センター、東京都市大学、京都大学、九州大学、立教大学、東京理科大学、ノートルダム大学、ミシガン州立大学からなる国際共同研究グループは、カルシウムの同位体で新たに提案されている「魔法数34」より多...

2018年5月24日
新粒子「ダイオメガ」

理化学研究所(理研)仁科加速器科学研究センター量子ハドロン物理学研究室の権業慎也基礎科学特別研究員、土井琢身専任研究員、数理創造プログラムの初田哲男プログラムディレクター、京都大学基礎物理学研究所の佐々木健志特任助教、青木慎也教授、大阪大学核物理研究センターの石井理修准教授らの共同研究グループ「HA...

2018年4月23日
炭素の同位体で陽子魔法数を発見

大阪大学核物理研究センターの王惠仁(オンフイージン)特任講師(常勤)、トラン・ディントロン特任研究員、青井考教授、谷畑勇夫特任教授らを中心とする国際共同研究グループは、炭素同位体の陽子の広がりの研究から炭素同位体の陽子数6が魔法数であることを発見しました。 原子の中心にある原子核は陽子と中性子とい...

2018年3月23日
パルス中性子ビームにより原子サイズでの未知の力を検証

大阪大学核物理研究センターの嶋達志准教授らの研究グループは、九州大学、高エネルギー加速器研究機構、名古屋大学、インディアナ大学との共同研究により、茨城県東海村の大強度陽子加速器施設(J-PARC)のパルス中性子源を用いて、原子の大きさ程度の距離に働く未知の力の探索を行いました。 2つの物体の間に働...

2017年2月6日
ビッグバン元素合成研究に残る最後の重要核反応確率を初測定

川畑貴裕京都大学大学院理学研究科准教授、久保野茂理化学研究所仁科加速器研究センター客員主管研究員、岩佐直仁東北大学大学院理学研究科准教授らの研究チームは、大阪大学核物理研究センターの施設を用いて、ビッグバンによる元素合成で起こる7Be+n→4He+4He反応の断面積を初めて測定することに成功しました...

2015年8月31日
原子核中のスピン整列を観測

大阪大学核物理研究センター 民井淳准教授などからなる研究グループは、陽子ビームを用いた超精密測定技術により、原子核の中の陽子と中性子の自転方向を反転させるスピン振動を系統的に測定した結果、自転方向がわずかに整列していることを初めて実験的に示しました。 原子核の中では、自転方向がそれぞれ右回転と左回...

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