Research Subtitle:
精子がおたまじゃくし状になるために必要な因子TSKS

Title Image SP:
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Announcement Date
2023-03-07

Research Highlight
life_sciences_medicine

Term Index
{'items': [{'key': 'f09eq', 'term': 'nuage(ヌアージュ) ', 'description': {'blocks': [{'key': '6rr7h', 'text': '生殖細胞内にはnuage(フランス語で”雲”の意味)と呼ばれる、電子顕微鏡で観察すると電子密度が高い領域が存在する。雄性生殖細胞内には複数の異なるnuageが存在していることが知られています。今回TSKSが局在していたのはreticulated bodyおよびchromatoid body remnantと呼ばれる2種類のnuageでしたが、これらの機能については全く分かっていませんでした。本研究ではこれらのnuageをTSKS-derived nuage (TSKS由来nuage、TDN)と名付け、これらが精子から細胞質を除去するために必須の存在であることが明らかになりました。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}, {'key': 't64p', 'term': 'ERC(excess residual cytoplasm)', 'description': {'blocks': [{'key': '4rj0o', 'text': '男性不妊症患者の一部には、精子に過剰な細胞質(ERC)を有しているため、不妊となる患者が存在します。ERCを有する精子では活性酸素種(ROS)が増加しており、酸化ストレスによる損傷により、精子の運動性低下や形態異常が生じていると考えられています。一部の殺虫剤の暴露や喫煙が精子におけるERCの増加に関連することが知られていますが、詳しくはよく分かっていません。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}]}

Departments
['rimd', 'med']

Related Teachers
['嶋田圭祐', '伊川正人', 'Park Soojin']

Teacher Comment
精子の研究をしていない人でも「精子のイラストを描け」と言われたら、なんとなく描けてしまう人が多いのではないでしょうか。これは精子がそれだけ特徴的でユニークな形態をしているということだと思います。もちろんTSKSだけの働きにより、この特徴的な形態になるわけではありませんが、TSKSの機能により精子から大量の細胞質が抜き取られ、それが精子の形態的特徴の1つである「流線形」に必須であることが今回明らかになりました。今後は他にも「精子が精子たるために必須の因子」を明らかにしていき、これらの研究が将来的な治療法等へ活かされることを期待したいです。(嶋田圭祐 助教)

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Teacher Name
伊川正人

Teacher Position
教授

Teacher Division1
微生物病研究所

Teacher Division2

Teacher URL
https://rd.iai.osaka-u.ac.jp/ja/d018c83721580b99.html?k=%E4%BC%8A%E5%B7%9D%E6%AD%A3%E4%BA%BA