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2020年7月31日

素粒子を紐解き、宇宙を知る

理学研究科・教授・橋本幸士

日本人として初めてノーベル賞に輝いた湯川秀樹博士は大阪帝国大学理学部講師だった1934年、「中間子」の存在を予想し、「素粒子の相互作用について」とする論文を発表した。原子や、それより小さい素粒子は「量子」と呼ばれ、粒子のようにも、波のようにも振る舞う不思議な性質を持っている。そうした極微の世界を扱う...

2020年7月31日

あなたを守る究極の暗号。量子インターネットがもたらすもの。

基礎工学研究科・教授・山本俊

最新鋭のスーパーコンピュータで1万年かかる計算を、量子コンピュータがわずか200秒で解いてしまった――。2019年10月、世界を驚きのニュースが駆け巡った。気候変動のシミュレーションや新薬の開発など応用にも期待を集める夢のコンピュータ。人類の可能性を飛躍的に高める技術だが、大阪大学大学院基礎工学研究...

2020年7月31日

SFだった“量子コンピュータ”は、もう実現している。アルゴリズムで勝負する気鋭の研究者の現在地。

基礎工学研究科・教授・藤井啓祐

現代のコンピュータは多くの人の目に「万能」と映っているかもしれない。「人工知能=AI」は人間より正確で安全な車の自動運転を近い将来に実現し、将棋や囲碁、チェスなどゲームの世界では、既に人間より強いソフトが登場している。人間が一生かかっても不可能な計算も、ノートパソコンなら瞬時に終わる。しかし宇宙的ス...

2020年2月25日

社会の思考を深め、科学・医療を前に進める。

医学系研究科・教授・加藤和人

ES細胞(胚性幹細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)などから作成した組織や臓器を患者に移植し、損なわれた機能の回復を図るのが「再生医療」の狙いだ。生命科学の進歩が扉を開いた「夢の医学」だが、将来はヒトの精子や卵子をつくることも可能になるかもしれない。また近年では遺伝子をピンポイントで改変できる「ゲ...

2020年2月25日

「再生誘導」とは?皮膚の難病研究から明らかになった 「再生」のメカニズム

医学系研究科・寄附講座教授・玉井 克人

生まれつき皮膚がはがれやすく、やけどを負ったような水ぶくれや、ただれが全身に広がる「表皮水疱症」という遺伝性の難病がある。赤ん坊のころから繰り返し皮膚がはがれ、手足の指が癒着してしまうなどのつらい病気だが、有効な治療法はない。 大阪大学医学系研究科の玉井克人寄附講座教授(再生誘導医学寄附講座。以降...

2020年2月25日

失った歯周組織を再生させる薬-普通と思っている生活を、普通に送るための医療を-

歯学研究科・教授・村上伸也

「全世界で最も患者が多い病気は歯周病である。地球上を見渡しても、この病気に冒されていない人間は数えるほどしかいない」。ギネスブックにこう書かかれている。軽度のものも含めると、日本でも成人の8割が歯周病にかかっているとされ、中高年以降の人が歯を失う原因のトップである。すぐさま命に関わる病ではないが、Q...

2020年2月25日

気まぐれな「細胞」を安定的につくり、安価で患者に届けるには?コトづくりで再生医療技術の産業化へ。

工学研究科・教授・紀ノ岡正博

iPS細胞(人工多能性幹細胞)などからつくった目の網膜や心臓の筋肉、神経などを移植して、損なわれた機能の回復を図る「再生医療」が急速に進展している。これまで根治するのは無理とされてきた難病の治療に道をひらくものとして世界中で開発競争が繰り広げられている。だが「生きもの」である細胞を用いた治療には、既...

2020年2月25日

患者の視力を取り戻せ。角膜上皮細胞シート移植、そして眼球の再現へ。

医学系研究科・教授・西田幸二

ⅰPS細胞(人工多能性幹細胞)で角膜上皮細胞シートを作り、角膜に疾患のある患者さんへの移植を世界で初めて行った西田幸二教授。これまでに、ⅰPS細胞を使い眼を構成するそれぞれの細胞の発生を二次元で再現することにも世界で初めて成功している。さらに血管内皮幹細胞の発見など、数々の世界的な成果を挙げているが...

2020年2月25日

iPS細胞は手段のひとつ。患者を救うため医療の限界を超えていく。

医学系研究科・教授・澤芳樹

薬も効かない重症の心不全の患者さんを助ける方法に人工心臓や心臓移植などがある。しかし人工心臓は長く装着していると血栓ができるなどの問題があり、現在は心臓移植を待つ間の「つなぎ」という位置付けだ。ではその心臓移植はといえば、ドナー(提供者)が圧倒的に足りないという現状がある。心不全は日本人の死因の第2...

2020年2月25日

AIネットワーク化が進展する社会に求められる法整備 ―誰もが安心して公平に使える社会に向けて―

法学研究科・教授・福田雅樹

総務省の官僚としてAI(人工知能)を巡る諸問題に取り組んできた、大阪大学大学院法学研究科の福田雅樹教授は、AIのネットワーク化が進展する社会に必要な法整備などについて研究している。福田教授は、ネットワーク化が進展する社会を考える上でのキーワードとして「包摂」を挙げた。その意味することとは。...

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