Research Subtitle:
FGF21とオートファジーが協調的に働き腎臓病に対抗する

Title Image SP:
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Announcement Date
2023-09-21

Research Highlight
life_sciences_medicine

Term Index
{'items': [{'key': '240on', 'term': 'オートファジー', 'description': {'blocks': [{'key': 'e9qfe', 'text': '細胞内のタンパクや細胞内小器官などの細胞質構成成分を分解・リサイクルすることにより、細胞内の恒常性を維持する機構。その過程においては分解基質がオートファゴソームとよばれる脂質二重膜構造体に隔離され、分解酵素に富むリソソームに融合することで分解が生じる。加齢や肥満時の腎臓尿細管細胞においてオートファジーの分解基質が持続的にリソソームに輸送されることにより、リソソームの過負荷と機能不全が生じ、オートファジーの停滞につながる。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}, {'key': '2jk1l', 'term': 'FGF21', 'description': {'blocks': [{'key': 'cjcam', 'text': 'Fibroblast Growth Factor 21。FGF21はホルモン様作用物質であり、細胞の増殖に関わる線維芽細胞増殖因子のひとつである。FGF21は肝臓をはじめとして全身の様々な臓器において産生され、膵臓・脂肪組織・脳(視床下部)などに働きかけ、抗肥満・抗糖尿病作用を発揮する。これらの作用から現在糖尿病や非アルコール性脂肪肝炎などの肥満関連疾患の新しい治療戦略として臨床応用が期待されている。またFGF21は抗老化にも働き、モデル動物の寿命延長や老化関連疾患の改善効果が報告されている。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}]}

Departments
['med']

Related Teachers
['南 聡', '酒井晋介', '山本毅士', '猪阪善隆']

Teacher Comment
これまでの臨床研究から加齢や肥満、腎機能低下時には血清FGF21値が上昇しており「FGF21抵抗性」の存在が示唆されています。すなわち肥満や加齢に伴う腎臓病患者さんでは「オートファジー停滞→FGF21増加→FGF21抵抗性→オートファジー停滞増悪」の悪循環になっていると考えています。今後はFGF21抵抗性の病態を解明し、FGF21抵抗性を解除するアプローチをとることにより、この悪循環を断ち切り、慢性腎臓病に対する治療法の開発につなげたいと考えています。

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Teacher Name
南 聡

Teacher Position
特任助教(常勤)

Teacher Division1
医学系研究科

Teacher Division2

Teacher URL
https://rd.iai.osaka-u.ac.jp/ja/937906e08f910636.html?k=%E5%8D%97%20%E8%81%A1