血清エクソソームを用いたバイオマーカー開発
Title Image SP:
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Announcement Date
2022-04-04
Research Highlight
life_sciences_medicine
Term Index
{'items': [{'key': 'dglh2', 'term': 'サルコイドーシス', 'description': {'blocks': [{'key': 'b9cc4', 'text': 'サルコイドーシスは肺、眼、心臓、皮膚などを中心に全身に非乾酪性肉芽腫が形成される原因不明の難病です。発病時の臨床症状は多彩で肺門縦隔リンパ節、肺、眼、皮膚の罹患頻度が高いとされています。神経、筋、心臓、腎臓、骨、消化器など全身のほとんどの臓器で罹患し、経過中にも他の臓器にも出現し得ます。病理学的特徴は乾酪壊死を伴わない類上皮細胞肉芽腫が認められることですが、確定診断のためには肉芽腫を形成する他疾患を除外する必要があり困難なケースもあります。その後の臨床経過はきわめて多様で、ごく短い期間で自然改善するものから治療の有無によらず慢性に持続するもの、ときには著しい QOLの低下をきたして難治化するものまであります。以前は検診で発見される無症状のものが多く自然改善例も多かったが、近年は自覚症状で発見されるものが増加し経過も長引く例が増えています。治療の基本は副腎皮質ステロイドホルモン薬と免疫抑制薬で、肺、心臓、眼、神経、腎臓など生命予後・機能予後を左右する臓器・組織では十分な治療と管理が必要となります。 女性に多い傾向があり発病年齢は女性では20代と50代以降にピークがある2峰性を示し、男性では20代のみにピークがある1峰性とされていましたが、最近は男女で若年発症が減少し高齢者発症の増加がみられています。上記を踏まえ厚生労働省において指定難病と定められており重症度Ⅲ, Ⅳのものは医療費助成の対象となっています。(2020年\u3000サルコイドーシス診療の手引き)', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}, {'key': '8f8g7', 'term': 'エクソソーム ', 'description': {'blocks': [{'key': 'dgh2t', 'text': 'エクソソーム(Exosome)はあらゆる細胞から分泌される直径50-150 nmの細胞外小胞です。その表面は脂質二重膜で囲まれていて、内部には核酸、タンパク質、脂質などを含んでいます。細胞から分泌されたエクソソームは種々の体液(血液、尿など)に存在し、細胞間・組織間の情報伝達に関わるという事がわかっています。癌領域では早期診断だけでなく、治療や薬剤輸送法として臨床応用が検討されており、癌以外の領域においても理想的なリキッドバイオプシーの一つとして期待されています。 (当科HP参照、エクソソームによる呼吸器疾患の新規BM探索|大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科学 (osaka-u.ac.jp) ', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [{'offset': 243, 'length': 61, 'key': 0}], 'data': {}}], 'entityMap': {'0': {'type': 'LINK', 'mutability': 'MUTABLE', 'data': {'href': 'http://www.imed3.med.osaka-u.ac.jp/research/r-resp08.html', 'url': 'http://www.imed3.med.osaka-u.ac.jp/research/r-resp08.html'}}}}}, {'key': 'a8vve', 'term': '非乾酪性肉芽腫 ', 'description': {'blocks': [{'key': 'b44i8', 'text': '肉芽腫とはマクロファージ系の細胞を中心として炎症細胞が集積して形成される境界明瞭な慢性炎症病巣を意味します。生体内で長期間存在する外来性異物に対する反応として生じます。結核菌に反応して生じる中心部に壊死を伴う肉芽腫を乾酪性肉芽腫と呼びますが、これとは対照的に壊死を伴わない肉芽腫を非乾酪性肉芽腫と呼びサルコイドーシスの特徴の一つとされています。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}, {'key': '4kt9j', 'term': ' CD14、LPS binding protein(LBP)', 'description': {'blocks': [{'key': 'a47jt', 'text': 'ヒトの免疫機能は主に自然免疫と獲得免疫に分類されます。リンパ球の働きによる獲得免疫は抗原特異的な抗体を作ることで、病原体を特異的に認識し排除します。他方、自然免疫を担うマクロファージにおいてはToll様受容体(TLR)が病原体を特異的に認識し、排除します。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}, {'key': 'fsdr4', 'text': 'CD14はマクロファージなどに発現する分子で、グラム陰性細菌の細胞壁成lipopolysaccharide(LPS)を認識してTLR4/MD2複合体にシグナルを誘導し、炎症性サイトカインや一酸化窒素などの炎症性生理活性物質の産生を誘導します。さらにLPSは血清中のLPS binding protein (LBP)と複合体を形成し、この複合体がマクロファージの細胞表面のCD14と結合した後、LPSはTLR4と結合しシグナルが細胞質内に伝えられます。その結果インターロイキン6やインターフェロン-βを誘導する事が分かっています。いずれもサルコイドーシスとの関連が報告されているものであり、今回CD14、LBPがバイオマーカーとして同定された事はエクソソームが病態を反映しているという事を示唆する結果だと言えます。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}, {'key': '8kfmu', 'term': ' ROC曲線(Receiver Operating Characteristic curve)', 'description': {'blocks': [{'key': '4180t', 'text': 'スクリーニング検査等の精度の評価や従来の検査と新しい検査の比較に用いられる2次元曲線です。異常と正常を区別するカットオフ値を設定し、これを連続的に変化させた際の真陽性率(感度)と偽陽性率(1―特異度)の関連を表す曲線の事を意味します。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}, {'key': 'fc5mn', 'term': ' Area Under the Curve (AUC)', 'description': {'blocks': [{'key': 'bmta0', 'text': 'ROC曲線を作成した際のグラフの曲線より下の部分の面積を指します。AUCは0から1までの値をとり、値が1に近いほど判別能が高いことを示しバイオマーカーとしての精度が高い事を示します。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}]}
Departments
['med']
Related Teachers
['二見悠', '武田吉人']
Teacher Comment
Teacher Image
Teacher Name
武田吉人
Teacher Position
准教授
Teacher Division1
医学系研究科
Teacher Division2
Teacher URL
https://rd.iai.osaka-u.ac.jp/ja/23eed3c358a0dcad.html
