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身近な元素:カリウムのメスバウアー吸収を放射光で初観測

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Announcement Date
2015-04-17

Research Highlight

Term Index
{'items': [{'key': 'term1', 'term': 'メスバウアー吸収', 'description': {'blocks': [{'key': 'f791c', 'text': '原子核がエネルギーを損失すること無しにガンマ線(電磁波)を吸収したり放出したりする現象が1957年にメスバウアー(R. L. Mössbauer)によって発見され、メスバウアー効果として知られています。彼はこの業績により、1961年にノーベル賞を受賞しています。この効果を利用したメスバウアー分光法が、現在では様々な分野で活用されています。原子核が吸収/放出するガンマ線のエネルギーは、その原子が物質中で置かれた環境(まわりの電子の状態に由来する電場や磁場など)によって、微妙に変化します。そこで,よく知られた標準的な物質中に含まれる放射性同位体をガンマ線の線源として用意し、それを調べたい物質(同種類の原子核を含む試料)に照射します。線源を前後に振動させることで光のドップラー効果を起こしてガンマ線のエネルギーを少しずつ変え、測定対象の物質がどのエネルギーでガンマ線の吸収を起こすのかを探します。そのようにして得られるのがメスバウアー吸収スペクトルです。スペクトルの波形を解析することにより、その元素が測定対象試料中でどのような環境に置かれているのかを精密に調べることができます。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}, {'key': 'term2', 'term': '大型放射光施設SPring-8', 'description': {'blocks': [{'key': '3ct1m', 'text': '兵庫県の播磨科学公園都市にある世界最高の放射光を生み出す理化学研究所の施設で、その運転管理と利用者支援等は高輝度光科学研究センター(JASRI)が行っている。SPring-8の名前はSuper Photon ring-8 GeV(ギガ電子ボルト)に由来。放射光とは、電子を光とほぼ等しい速度まで加速し、電磁石によって進行方向を曲げた時に発生する、細く強力な電磁波のこと。SPring-8では、この放射光を用いて、ナノテクノロジー、バイオテクノロジーや産業利用まで幅広い研究が行われている。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}, {'key': 'term3', 'term': '放射性同位体', 'description': {'blocks': [{'key': '5lbl0', 'text': '同じ原子番号を持つ原子で、原子核が含む中性子の数が異なるものを同位体と呼びます。同位体には安定なものと不安定なものがあり、不安定なものは時間とともに崩壊して放射線を発します。これを放射性同位体と呼びます。通常のメスバウアー分光法では、もとの放射性同位体が、崩壊後に目的の原子核に変化し(核変換)、その不安定な状態(励起状態)から安定な状態(基底状態)に落ち着く際に発せられるガンマ線を線源として用います。しかし、カリウム( 40 K核)には相応しい放射性同位体線源がこの世に存在しないために、本研究では放射光を光源として用いています。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [{'offset': 213, 'length': 7, 'style': 'SUPERSCRIPT'}], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}, {'key': 'term4', 'term': 'ゼオライト', 'description': {'blocks': [{'key': '6e8b6', 'text': '沸石とも呼ばれます。結晶性のアルミノ珪酸塩の総称で、結晶の中にナノメートル(10億分の1メートル)の大きさの空隙が周期的に規則正しく空いているのが大きな特徴です。触媒や分子ふるい、イオン交換材料、吸着材料など、工業的にも非常に広範囲に利用されている重要な物質です。本研究では、そのナノメートルサイズの周期的な空間を、カリウム金属のナノ粒子を周期的に並べて保持するための「容器」として活用しています。ゼオライトの構造は現在までに200種類以上が知られており、本研究で用いたソーダライトはそのうちの1つで、最もシンプルな結晶構造を有しています。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}]}

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