これまで明らかになっていなかったウイルスの増殖機構の解明に貢献
Title Image SP:
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Announcement Date
2021-09-28
Research Highlight
life_sciences_medicine
Term Index
{'items': [{'key': '36q1c', 'term': '分節ゲノム', 'description': {'blocks': [{'key': '8afb6', 'text': ' RNAウイルスには、ゲノムが1本のRNAであるウイルスと、複数の分節に分かれているウイルスが知られている。この分節に分かれているゲノムを分節ゲノムという。インフルエンザウイルスは8分節、ロタウイルスは11分節など、ウイルスによって分節の数が異なる。現在、レオウイルス科で確認されているウイルスの最大分節ゲノム数は12である。 ', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}, {'key': '1thdk', 'term': 'レポーター遺伝子', 'description': {'blocks': [{'key': '3deec', 'text': ' ある遺伝子が発現しているかどうかを容易に判別するために人工的に組み込む遺伝子のこと。蛍光タンパク質をコードする遺伝子などが多用される。本研究では、ウイルスタンパク質とレポーター遺伝子の融合タンパク質を発現するレポーターウイルスを作製した。感染細胞ではレポーター遺伝子が発現するため、ウイルスの感染力や増殖性の簡便な指標となり、迅速な研究開発に利用される。 ', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}, {'key': 'e4mqd', 'term': 'コロラドダニ熱ウイルス', 'description': {'blocks': [{'key': '1qh4j', 'text': ' Colorado tick fever virus:12分節の二本鎖RNAをゲノムとして持つコロラドダニ熱ウイルスは、ヒトに発熱、悪寒、筋肉痛、腹痛などを引き起こすことが知られている。このウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染する。 ', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}, {'key': 'r2a0', 'term': 'タルミズダニウイルス', 'description': {'blocks': [{'key': '5baoq', 'text': ' Tarumizu tick virus:国内のキチマダニから最初に分離され、コロラドダニ熱ウイルスと同じレオウイルス科コルチウイルス属に分類される12本の分節RNAゲノムを有するウイルス。今回の研究では、国内の死亡したタヌキから分離されたウイルス株を用いて人工合成法の確立を行った。 ', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}]}
Departments
['rimd']
Related Teachers
['納田遼太郎', '南昌平', '小林剛']
Teacher Comment
これまでに私たちの研究グループは9~12本の多分節RNAゲノムを有するウイルスグループ(レオウイルス科)において、10分節ゲノムを有する哺乳類オルソレオウルイス、ネルソンベイオルソレオウイルス、11分節ゲノムを有するロタウイルスの人工合成法を確立してきました。複雑なゲノム構造を持つレオウイルス科においては、分節ゲノムの数が増えるごとに人工合成法の開発難易度は上がり、その確立には様々な工夫が必要となります。この度の12本の分節RNAゲノムを有するタルミズダニウイルスの人工合成の成功は、これまでに私たちが培ってきたレオウイルス科に関する合成技術の知見を集約することで得られた成果と考えられます。今後、この技術を活用し、多分節RNAゲノムを有するウイルスの研究がさらに進展することを期待しています。
Teacher Image
Teacher Name
小林剛
Teacher Position
教授
Teacher Division1
微生物病研究所
Teacher Division2
Teacher URL
https://rd.iai.osaka-u.ac.jp/ja/591e6b252d2c7ac7.html?k=%E5%B0%8F%E6%9E%97%E5%89%9B
