Research Subtitle:
幼児期のデジタル視聴対策にあらたな方向性

Title Image SP:

Announcement Date
2023-01-24

Research Highlight
life_sciences_medicine

Term Index
{'items': [{'description': {'blocks': [{'key': '4g14i', 'text': '脳(中枢神経系)の成長・発達に伴ってあらわれる行動とその変化。小児発達学領域においては、運動機能(粗大運動・微細運動など)、感覚機能(視覚・聴覚など)、言語およびコミュニケーション機能(理解・表出・書字など)、対人・社会機能、日常生活機能などに分けて整理されることが多い。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}, {'key': '2v9qd', 'text': '乳幼児期には「運動機能」「言語機能」「(原初的)対人機能」を計測可能であるが、幼児期後期(4歳以降)になるとより複雑な機能、たとえば「コミュニケーション機能」(例:自分の意見を言える、他人の言い分を理解できる、など)、「日常生活機能」(例:食事のあとのお片づけを手伝う、出したものをしまえる、危険がわかる、など)、「社会機能」(例:ミスに気付いてあやまれる、必要に応じて挨拶ができる、など)を計測できる。「コミュニケーション機能」「日常生活機能」「社会機能」の3つは「運動機能」とあわせてしばしば「適応機能」とよばれ、小児期から成人期にかけての、いわば、生きる力を反映すると考えられ、臨床的に重視される(Sparrow et al., 1984)。一般に適応機能は知的機能(IQ:知能指数によて計測される)と相関するが、一致しない。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}, 'key': '6b59k', 'term': '神経発達 '}, {'description': {'blocks': [{'key': 'cqg01', 'text': '本研究では、米国CDC(国立疾病予防センター)の調査に採用された定義をもとに、「1日に30分以上、外気にふれて息が多少弾む程度の活動を行った週当たりの日数」とした。この定義によれば、必ずしも外で走り回る遊びのみが「外遊び」とされるわけではなく、外での散歩や長時間の買い物も含まれる。なお、本研究の参加者の約半数が6日または7日であったため、解析においては6日以上である場合「外遊びが多い」と定めた。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}, 'key': '1qbh2', 'term': '外遊び'}, {'description': {'blocks': [{'key': '7s0hc', 'text': '一般に、テレビや動画、ゲーム画面などを視聴する1日当たりの時間をさす。本研究でのSTは、米国CDC(国立疾病予防センター)の調査に採用された定義をもとに、「テレビ、スマホ、タブレット、ゲーム機器などの画面を視聴する1日当たりの時間数。受動的・積極的にみているかどうかを問わない」とした。2歳の時点で毎日の平均のSTを保護者聴取し、記録した。1時間より長い場合、「STが長い」と定義した。1時間をカットオフと定めた理由は、世界保健機関WHOが、2歳児のSTは1時間以内におさめるべきである、としたことによる。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}, 'key': 'ftq55', 'term': 'スクリーンタイム'}, {'description': {'blocks': [{'key': '5jka6', 'text': '浜松医科大学子どものこころの発達研究センター(浜松市東区)で行われている、わが国を代表する出生コホート研究の一つ。出生コホート研究とは、分娩予定のある女性を募集し、生まれてくる新生児とその保護者を対象にその成長・変化のようすを長期にわたって追跡してデータ収集をおこなう研究手法を指す。HBC Studyは2007年11月に参加者の募集を開始、2007年12月に最初の新生児を登録、2012年3月まで募集を継続した。登録された新生児は生後1、4、6、10、14、18ヶ月、2歳、2歳8か月、3歳4ヶ月、4歳、6歳、9歳、13歳で保護者ととともに対面調査を受ける。調査の内容は神経発達、身体発達、生活環境など多岐にわたる。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}, 'key': '1g35k', 'term': '浜松母と子の出生コホート研究(HBC Study) '}, {'description': {'blocks': [{'key': '80evj', 'text': '標準偏差: Standard deviation。データのばらつき。正規分布したデータにおいては、平均値をとるひとは上位50%の順位に、平均値より1標準偏差分高い値をとるひとは上位16%の順位に位置する。教育テスト等で用いられる「偏差値」も平均値と標準偏差から計算される値であり、平均値には偏差値50が、平均値より1標準偏差分高い値には偏差値60(10増える)が割り振られる。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}, 'key': '6pf9g', 'term': 'SD'}]}

Departments
['ugscd']

Related Teachers
['杉山美加', '土屋賢治']

Teacher Comment
デジタル視聴の「メリット」「デメリット」には、わかっていないことがたくさん残されている。どんな内容の視聴がよいのか、もっと長い時間の視聴はどうなのか、など、データで解決すべき課題が山積している。浜松医科大学の出生コホート研究は、このような疑問にこたえてくれるかけがえのない情報源。協力して下さった皆さんに、感謝を申し上げたい。

Teacher Image

Teacher Name
土屋賢治

Teacher Position
特任教授(常勤)

Teacher Division1
連合小児発達学研究科

Teacher Division2

Teacher URL
https://rd.iai.osaka-u.ac.jp/ja/70c8d9f40c43dd98.html?k=%E5%9C%9F%E5%B1%8B%E8%B3%A2%E6%B2%BB