脂肪肝の病態解明、治療薬の開発に期待
Title Image SP:
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Announcement Date
2025-09-22
Research Highlight
life_sciences_medicine
Term Index
{'items': [{'key': 'a038o', 'term': '脂肪肝 ', 'description': {'blocks': [{'key': 'bmk2m', 'text': '肝臓に脂肪が過剰に蓄積した状態。糖尿病を中心とした代謝機能異常を生じた場合は脂肪肝を合併することが多くなり、このような脂肪肝を近年では特にMASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)と呼びます。すなわち、今回我々が研究を行なった脂肪肝を持つ糖尿病患者さんは全てMASLD患者さんということになります。肥満やメタボリックシンドロームの患者さんの増加に伴い、この疾患を持つ患者さんの数も年々増加しています。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}, {'key': 'eec9j', 'term': '中性脂肪(TG)', 'description': {'blocks': [{'key': '8h932', 'text': '体内に存在する脂質の一種で、食事から摂取される他、肝臓でも合成され、主にエネルギー源として利用されます。別名「トリグリセリド(TG)」とも言い、グリセオールという物質に3つの脂肪酸が結合することで構成されます。一般的な採血でも中性脂肪の値は分かりますが、その詳細な構成、具体的にはどのような脂肪酸が結合しているかは分かりません。今回我々はこのTGの構成脂肪酸としてミリスチン酸(FA 14:0)が脂肪肝の病態に関わっている可能性を見出しました。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}, {'key': '8n35v', 'term': 'ミリスチン酸(FA 14:0) ', 'description': {'blocks': [{'key': '4kd8a', 'text': '炭素数と二重結合の数が14:0で構成された飽和脂肪酸です。自然界においてはパーム油やヤシ油などの植物や乳製品などの動物性脂肪に存在しており、私たちの生活において化粧品や石鹸などに使用されています。ヒトの体内においてはタンパク質の膜局在化やシグナル伝達機能の制御に関わると言われていますが、詳細な役割は分かっていません。肝臓においても詳細な役割は不明ですが、近年脂肪肝を持つ患者さんの肝臓の組織中で増加していることなどが報告されています。', 'type': 'unstyled', 'depth': 0, 'inlineStyleRanges': [], 'entityRanges': [], 'data': {}}], 'entityMap': {}}}]}
Departments
['med']
Related Teachers
['細江重郎', '片上直人', '下村 伊一郎']
Teacher Comment
本研究は、九州大学との共同により、世界最高水準の技術を用いて、糖尿病患者の血液中の脂質プロフィールを網羅的に解析した画期的な研究です。本研究の結果、血漿中の中性脂肪中に含まれるミリスチン酸量が糖尿病における脂肪肝合併のバイオマーカーや治療標的に応用できる可能性があることなど、多くの臨床上有益な情報が得られました。
Teacher Image
https://rd.iai.osaka-u.ac.jp/image/photo_drwan_640.png
Teacher Name
片上 直人
Teacher Position
講師
Teacher Division1
医学系研究科
Teacher Division2
Teacher URL
https://rd.iai.osaka-u.ac.jp/ja/4d9587a7e6c55aa1.html
