歯学研究科

高齢化社会と生活の質向上に応える「口」の研究。

高齢化による歯科疾患の多様化や歯科医療に対するニーズに応えるため、臨床と基礎との壁を取り払い、 最先端の「口」の科学向上に力を注いでいます。また、“食べる”“味わう”といった口を通した行動を科学的に追究。 生活の質を向上するために、歯科医学がリードできる分野として研究を進めています。

歯学研究科の研究リリース一覧

2017年8月29日
ラクトフェリンによる臓器形成・障害抑制メカニズムを解明へ

大阪大学大学院歯学研究科の阪井丘芳教授らの研究グループは、ラクトフェリンが胎生期の唾液腺形成を誘導し、放射線照射時の唾液腺損傷に対する修復治療に有効であることを世界で初めて明らかにしました。 これまでラクトフェリンは、サプリメントとして市販されてきましたが、一般的に健康食品と考えられており、臓器の...

2017年3月1日
舌がんを 切らずに治す、 放射線治療の 普及を目指して

舌がんの治療法には、切除と放射線治療などがある。歯学研究科の村上秀明准教授はこの放射線治療を行っている。放射線治療は舌を切らずに治すことが可能だが、副作用のリスクがあることなどから、切除を選ぶ患者が9割を占めている。この現状を打破するため、村上准教授は、副作用を防止する新しいコンセプトのマウスピース...

2016年11月4日
治療抵抗型統合失調症の治療薬の作用機序の一端を発見

大阪大学大学院連合小児発達学研究科の橋本亮太准教授、同大学院歯学研究科の中澤敬信准教授、慶應義塾大学医学部の岡野栄之教授のグループは、治療抵抗性統合失調症のクロザピン反応性が異なる一卵性双生児患者の不死化リンパ球からiPS細胞由来分化神経細胞を作製し、クロザピン反応性の分子基盤として、細胞接着系分子...

2016年11月4日
メタボと咀嚼の能率性に関連性がある事を世界で初めて明らかに!

新潟大学歯学部教授 小野高裕、大阪大学大学院歯学研究科教授 前田芳信・医員 菊井美希、国立循環器病研究センター予防健診部 部長 宮本恵宏・医長 小久保喜弘らの研究グループは、無作為抽出した都市部一般住民を対象に規格化された方法で測定した「咀嚼能率」の低下とメタボリックシンドロームとの間に関係があるこ...

2016年9月1日
脳内麻薬アナンダミドが食欲を増進する高次脳機能メカニズムを解明

大阪大学大学院歯学研究科・高次脳口腔機能学講座(口腔生理学教室)の姜英男特任教授、豊田博紀准教授、佐藤元助教、鹿児島大学齋藤充教授らの研究グループは、ラットの脳のスライス標本において、内因性カンナビノイドであるアナンダミド投与により、大脳の味覚野(味覚の認知をおこなう領野)に発生した神経活動が、隣接...

2016年8月17日
冷却シートを額に貼る感覚で睡眠の質が計測可能に

大阪大学産業科学研究所関谷研究室を中心とした医脳理工連携プロジェクトチームは、冷却シートを額に貼るような感覚で、容易に装着することができ、リアルタイムに脳状態を可視化できる、パッチ式脳波センサを開発しました。この度、谷池雅子教授(大阪大学大学院連合小児発達学研究科)、加藤隆史講師(大阪大学大学院歯学...

2016年8月15日
老化に関与する物質AGEが、虫歯の進行を抑制することを発見

大阪大学歯学部附属病院の三浦治郎助教、基礎工学研究科の荒木勉名誉教授らの研究グループは、蛍光によって象牙質内のAGEをとらえ、象牙質虫歯(齲蝕)の進行にAGEが影響を与えることを世界で初めて明らかにしました。組織の老化や糖尿病といった循環器系の疾患では、AGE(糖化最終産物)が組織内に蓄積することが...

2016年8月3日
食物を噛みしめる時の分子神経メカニズムを解明

大阪大学大学院歯学研究科・高次脳口腔機能学講座(口腔生理学教室)の姜英男特任教授、豊田博紀准教授、佐藤元助教、鹿児島大学齋藤充教授らの研究グループは、静止膜電位や入力抵抗を制御するTASKチャネルが、閉口筋運動ニューロンの序列動員を制御する分子基盤であること、また、ガス性神経伝達物質である一酸化窒素...

2016年6月9日
世界初!舌がん放射線治療の副作用を防止する装置を開発

大阪大学大学院歯学研究科の村上秀明准教授らの研究グループは、舌がんに対する放射線治療の副作用を防止する装置を開発し、患者に臨床応用することに、世界で初めて成功しました。 これまで舌がんに対する放射線治療は、治療効果は切除手術と変わらないものの、副作用を心配し放射線治療を受けない患者が9割以上を...

2015年8月21日
加齢に伴う体内時計のズレが不妊症につながることが明らかに

大阪大学大学院歯学研究科・口腔科学フロンティアセンター・口腔時間生物学研究室の中村渉准教授らの研究グループは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、明治大学・立命館大学との共同研究により、体内時計と不妊との因果関係を証明しました。女性の生殖機能は加齢とともに弱まり、閉経を迎えるまでに性周期不整や不妊を呈...

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